姫路市の新井接骨院 HOME > オスグッド病
【症状】 中学生ぐらいの少年に多く、走ったり、踏んだりするスポーツを行っていると、膝蓋骨の下の骨が出っ張ってきて、そこを押すと強い痛みがあり、正坐をして床に当たったときなど激痛が起こる症状です。ひどくなると歩いたり、膝を曲げたり走ったりしただけでも痛みが増してきます。
【原因】 外反母趾や浮き指でサッカーや野球などのスポーツをする際、膝をやや曲げ加減(前にアンバランス)で長時間運動を行うと、大腿四頭筋が疲労し固くなります。そこに更に走る時に、足先が力点となり外方へ流れて、支点が足関節になり、作用点が腓骨小頭となり、その上の大腿部は反作用点となり、「過労学的損傷」となる過剰なねじれが発生します。ここでもまた大腿四頭筋への負担がここでもまた倍増されてしまい、筋肉はより疲労して柔軟性を失います。スポーツなどの「環境学的条件」によりこの緊張状態が続くと大腿部の負担はさらに増し、膝蓋骨の下にある膝蓋骨の下にある膝蓋靭帯が持続的に引っ張られるため、成長途中にある靭帯の付属部の軟骨が剥離されて、これを防ごうとするために骨は出っ張ってきます。一種の剥離骨折状態になってくる。このようなメカニズムは一昔前によく行われていたうさぎとびを過度に行うと、登山者が荷物を担いで坂道を下るときと同じ原理で痛める。
【8方向の診断の目安】
8 方向の診断で患部のアンバランスと損傷度を知る
●「①前のアンバランス」40%
(重心が膝の前方に移動し、大腿部へ「構造学的歪み」)
●「⑦ねじれのアンバランス」」30%
(歩行時足先が力点、足関節が支店、作用点が腓骨小頭部となる。このとき大腿部は反作用点となる「過労学的損傷」)
●「⑧患部環境のアンバランス」30%
(片寄ったスポーツ環境などによる大腿部への「構造学的歪み」や「過労学的損傷」が反復される「環境学的条件」)
縦 (前・後ろ) |
①前の アンバランス |
患部を前後に分けた場合、重心点が前方に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 |
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②後ろのアンバランス | 患部を前後に分けた場合、重心点が後方に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 | |
横 (左・右) |
③左のアンバランス | 患部を左右に分けた場合、重心点が左方向に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 |
④右のアンバランス | 患部を左右に分けた場合、重心点が右方向に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 | |
高さ (上下) |
⑤上下のアンバランス | 患部を上下に分けた場合、生環的湾曲の消失に伴って重心点が真中に片寄りすぎたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 |
時間 (衝撃・ねじれ) |
⑥衝撃のアンバランス | 患部を診断する場合、構造学的アンバランスに「過剰な衝撃波」が繰り返されたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 |
⑦ねじれのアンバランス | 患部を診断する場合、構造学的アンバランスに「過剰なねじれ波」が繰り返されたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。 | |
環境 (体環境) |
⑧環境条件のアンバランス | 患部を診断する場合、①から⑦までのアンバランスに加えスポーツや片寄った生活環境が最大原因となる過労性の損傷や不調。 |
オスグッド病が、楽になり陸上の部活がおもいっきり出来るようになりました。
13歳 女性 中学生 陸上部