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膝外側部痛
膝外側部痛について

【症状】 膝の外側関節面に起こる痛みで、歩き始目や屈伸時、また長時間の歩行や起立時にの後に痛みが出ます。主に中心線より外側に起こる痛みです。外側の痛みには膝蓋骨のすぐ下、外側に起こる痛みと腓骨小頭からすねにかけて起こる痛みがあります。後者は横方向への移動や回転をするときに、「過剰なねじれ」が加わった痛みですが、左右のアンバランスとは区別しましょう。

【原因】 X脚傾向にある膝は、重心が外側に集中しやすく、負担が外側に倍増されてきます。そして「左右のアンバランス」を引き起こし「構造学的歪み」です。これに外反母趾や浮き指などの足裏の不安定が加わると「衝撃とねじれのアンバランス」の破壊力が膝の外側部繰り返し伝わりここでも負担が増してきます。(過労学的損傷)さらにX脚傾向の人がヒールを履いたり、ダンスや球技などの(環境学的条件)が繰り返されて、ここにも膝外側への負担が増し次第に損傷していきます。

【8方向の診断目安】
●「④③右・左のアンバランス」80%
(X脚により重心が外側に移動した「構造学的歪み」)
●「⑥⑦衝撃・ねじれのアンバランス」10%
(足裏の不安定が介達外力となる過剰な衝撃波とねじれ波による「過労学的損傷」)
●「患部環境のアンバランス」10%
(立ち仕事やスポーツ・硬い靴などで、「構造学的歪み」や「過労学的損傷」が反復される「環境学的条件」)


(前・後ろ)
①前の
アンバランス
患部を前後に分けた場合、重心点が前方に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
②後ろのアンバランス 患部を前後に分けた場合、重心点が後方に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。

(左・右)
③左のアンバランス 患部を左右に分けた場合、重心点が左方向に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
④右のアンバランス 患部を左右に分けた場合、重心点が右方向に片寄りすぎ、たことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
高さ
(上下)
⑤上下のアンバランス 患部を上下に分けた場合、生環的湾曲の消失に伴って重心点が真中に片寄りすぎたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
時間
(衝撃・ねじれ)
⑥衝撃のアンバランス 患部を診断する場合、構造学的アンバランスに「過剰な衝撃波」が繰り返されたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
⑦ねじれのアンバランス 患部を診断する場合、構造学的アンバランスに「過剰なねじれ波」が繰り返されたことが最大原因となる過労性の損傷や不調。
環境
(体環境)
⑧環境条件のアンバランス 患部を診断する場合、①から⑦までのアンバランスに加えスポーツや片寄った生活環境が最大原因となる過労性の損傷や不調。