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交通事故(むちうちの方)
むち打ち症を改善するには?

1、「絶対に治す!」という気持ちが大切

一日でも早く良くなっていただきたいという思いで対応しています。当院では基本的に技術、知識、経験を基にして、患者さんと一緒になって、回復に向けて努力していくために多くの情報を掲載しています。しかし、「むち打ち症」を改善するには、本人の「絶対に治す!」という気持ちが一番大切なことです。

2、強い意志があってこそ、「元気」になる

昔の諺に、「病は気から」という言葉があります。文字どうり「病気」というのは、「気」が、「病」んでいるのですから、その「気」を「元」に戻そうという強い意志があってこそ、「元気」になるわけです。もちろん全ての病気やケガが「気持ち」だけ良くなるとは限りませんが、しかし、「本当に良くなるだろうか?」と思って治療を受けるより、「早く良くなる」と思って治療を受ける方が回復のスピードが早くなることは経験上間違いありません。

3、自然治癒力も心と体に作用する

人間には、本来持って生まれた自然治癒力というもの備わっています。これは、手術をしたり、薬物投与などしなくて、病気やケガを治す機能のことです。しかし、この持って生まれた自然治癒力も、心にも体にも作用すると考えられます。このことは、実際の現場でも良くみかけることがあります。

4、他人任せの考え方は絶対にダメ!

例えば、毎日のように接骨院に通ってくるのですが、通院そのものだけに気持ちがフォーカスしてしまって「治そう」という意欲があまり感じられない方がおられます。その理由として、「治療費も相手側の保険から出ることだし、しっかり治してもらおうと思って」と言われるのです。こうした、「治してもらおう」という他力願的な考え方は良くありません。もちろん治療そのものは治療家の先生方にしてもらうわけですが、気持ち持ち方として、こうした考え方は、「誰か直してくれるだろう」「いつかは治るだろう」といった他人任せの考え方に陥りがちで、回復を早める気持ちを疎外してしまいます。

5、具体的な目標を定めて治療していく

これに反して、「一日でも早く治りたい」「早く治して、いつもでに何ができるようになりたい」といった具体的な目標を定めて治療している方とでは、回復していくスピードが明らかに違ってくることがあります。これは患者さんの心構えが自然治癒力を高めているからに他なりません。まずは、「早く良くなりたい!」というきもちからスタートして治療に励んで下さい。きっと回復が早くなります。

6、「捻挫」を軽く見て、初期の手当てをおろそかにしてはいけない

むち打ち症を治りにくくしてしまっている原因の一つに「捻挫」という言葉の響きから、軽く考えてしまい、初期の大切な手当てをおろそかにしてしまうことが上げられます。むち打ち症の中で最も多いのが「頚椎捻挫型」とよばれるものですが、「捻挫」というと、足首や手首をちょっと捻ってしまっだけ…というようなイメージが強く、何故か多くの方が軽く見てしまいがちですが、しかし、専門家から見れば、逆にこの捻挫ほどやっかいなものはないと考えています。

7、安静にしていないと、症状が悪化してしまう

ちょっと例えば乱暴かもしれませんが、ある意味、骨折のようなケガであれば解りやすくて、ギプスで固定していれば良いのです。時間の経過とともに新しい骨ができてきて、徐々に元の骨の形の形成されていきます。そして骨がつけば、治ったと言うことになります。ところが捻挫の場合は骨折と違って、きちんと固定して、症状の回復に努めようという方はありません。また、むち打ち症の場合、靱帯や筋肉が急激に引き伸ばされて損傷を起こしている状態の上、日常生活の中でも動かしやすい部位のため、初期の頃は安静にしていないと症状が悪化してしまいます。

8、痛みが和らいでも自分勝手な判断は禁物

しかし、首を長時間固定していると筋力が低下していき、頭を支えることも負担になっていってしまいます。また筋肉が委縮してしまったり、可動域が制限されてしまったり、さらに血行不良となることで、慢性的な肩こりや痺れ、痛みに悩まされる原因になることもあります。もちろん、、足にしても首にしても、痛みを感じる時にはなるべく動かさないように、負担をかけないようにと、気をつけて行動しますが、回復しかけて痛みも和らいだ頃に「もう大丈夫!」と勝手に判断してしまって無理を重ねてしまうと、さらに症状が悪化させてしまったり、再び同じところを捻挫してしまい、」症状が、前よりひどい状態になってしまうというようなこともあります。

9、専門家の意見を聞いてしっかり回復させることが大切

たかが捻挫と思って、「たいしたことはない」とか「病院に行くほどのことではない」などと軽視してしまうと、いつまでも治りきらずにいて、ずるずると捻挫に悩ませられることになってしまいます。むち打ち症による捻挫などの場合、「捻挫」という言葉に惑わされずに、専門家の意見をキチンと聞いてしっかり回復させることが大切です。たいしたことではないから、病院や治療院に行くのは相手に悪いなどと遠慮をしてはいけません。たいしたことがないか、あるかを決めるのはあなたではなく、専門家なのですから。

10、他力本願の気持ちでは、いつまで経っても治らない

「早く良くなるという気持ちが大切」ということを言ってきましたが、同様に、「自分から治る気がない人」を治せる治療家はいないとも言うことができます。「治療院に通っているのだから、治してくれるだろう」とか、「時間が経てばいつか治るだろう」といった、他力本願の気持ちでいるのは良くありません。治療家ができることは、患者さんが回復に向かうためのお手伝いなのです。

11、自分で治療費を支払っていないからといって、のんびり構えないこと

特に、交通事故によるむち打ち症で通院する場合、その治療費は加害者側の損害保険会社から支払われることが多いのですが、自分で支払っいるわけではないために、のんびりと構えてしまう方が多いようです。そのため、治療期間が長くなって損害保険会社から「これ以上通院が続くと治療費が出せなくなります」というようなことを言われて初めて慌て出して、急いで治してくれと訴える患者さんもいらっしゃいます。

12、治療期間や治療方法を変えるのも選択肢の一つと考えてみる

また、今通っている治療期間での回復がはかばかしくないのにも関わらず、「転院すると、今見てくれている先生に悪いから…」気兼ねして、通い続けた結果、一向に回復しないまま治療費を打ち切れれてしまうといったこともあります。しかし、一番大切なのは自分自身の体ですから、もっと自己本位に考えても良いと思います。捻挫の治療は適切に行えば、症状は必ず改善します。2~3週間通院しているにもかかわらず症状の改善が見られない場合は、「治療期間を変えてみる」「治療法を変えてみる」ということも選択肢の一つとして考えてみてもいいでしょう。

13、「治療」という強い意志を持って取り組んでほしい。

治療に通って数ヶ月以上経過しても症状が改善しないのであれば、それは治療方法が合っていないかだと考えてみましょう。合っていない治療をいくら続けても良くはなりません。そして、他の治療機関や接骨院などに、これまでの治療法や治療経過、現在の症状などを相談してみて下さい。違う角度から検査したり、施術を行ってくれて、それが回復に向かうこともあります。ケガを治すために治療機関へ行く。治らなければ転院する。これは、患者さんが当たり前に望んで良いことなのです。「仕事が忙しい」という理由で通院が続かない患者さんがいらっしゃいます。しかし、患者さん自身が「治すのだ」という強い意志をもって治療に取り組めば、ケガの状態も生活スタイルもおのずと変わっきます。まずは、患者さんご自身がその意識を強くもっていただきたいと考えています。

14、良い仕事をするのも、家族を養うのも、健康な体があってこそ

むち打ち症を治すには「意識を強く持って」いただくことは大切だと言ってきましたが、現実問題として、仕事を休んだり、抜け出して治療に通うことが難しい方もおれれるかもしれません。確かに、ご自身も仕事をしながら通院では、仕事に集中しにくいでしょうし、実際、毎日通院するということ自体大変なことです。しかし、これを別の角度から考えてみると、良い仕事をするのも、家族を養っていくのも全ては健康な体があってこそできることではないでしょうか?

15、自己判断で通院を止めてしまうと、後遺症が残ってしまう

特に回復しかけの方は、痛みがだいぶ楽になったことを完治したと勘違いしてしまい、自己判断で通院を止めてしまう方がいらっしゃいます。しかし、むち打ち症のような症状、中途半端な状態で手当を止めてしまうと、症状が悪化したり、慢性の肩こりや頭痛、眼精疲労などの後遺症として残りやすいのです。忙しい中、時間をやりくりして通院することは確かに大変なことなのです。だからといって、自己診断で通院を止めてしまうことは、決してお奨めできることではありません。

16、通院のための時間は、「できる」ものではなく自分で「作るもの」

よく、通院が出来ないことの言い訳として、「忙しくて通えませんでした」とか、「そのうち、通う時間ができたら」と言われる方がいらっしゃいますが、治療のための時間は「できる」ものではなく、自分で積極的に「作る」ものなのです。仕事を優先するあまり、通院を怠ってしまって体が治らなかった時に、会社はあなたを助けてくれるでしょうか?体が健康でありさえすれば、お金は後からでも稼ぐことはできますが、健康も仕事も失ってしまっては、元も子もありません。目先の忙しさを優先するのではなく、あなた自身の生涯の健康を最優先事項として考えましょう。補償を受けながら治療を受けられる時に、きちんと体を回復することを第一優先とするか、だましだましで体に無理をさせてしまい、生涯の持病にしてしまうかは、あなた自身の判断次第です。

17、【今を大切にすることが、自分の未来と家族の幸せに繋がる】

体が健康であればお金を稼ぐことはできますが、その健康は決してお金で買うことはできません。そして、その健康、その体は他の誰のもでもなく、自分自身のものなのです。前にも言いましたが、交通事故に遭ってしまってむち打ち症になってしまうことは、一般的に考えれば、自分の一生に一度あるかないかの大きな出来事なのです。そんなケガをした時くらい、自分を大切に労わっあげて下さい。今の自分を大切にすることが、未来の自分と家族を幸せにすることに繋がるのです。

18、【「心の状態」と「体の状態は」、密接な関係にある】

人間の心と体は密接に繋がっていますので、体調が悪ければ気持もふさぎがちになってしまい、逆に気持ちが明るければ体行動的に活動していきます。例えば、朝の目覚めが良い時のは、自然と笑顔になり、行動もテキパキとして活動的になっているでしょう。しかし、気分がしずみがちの時は、目線もうつろで、姿勢も悪く、いかにも自信なさそうに見えてしまいます。このように「心の状態」と「体の状態」は密接な関係にあるため、病気やケガの回復は、気持ちと行動が深く影響をもたらします。

19、常に自分の状態をポジティブに考える

例えば、「まだ首が痛い。天気も悪いし、今日は憂鬱な日だ」と思って一日を過ごしていると行動も消極的になり、体の代謝も回復力も落ちていってしまいます。そんな時、「まだ首が痛い」と考えるのではなく、「昨日より少し楽になった」とか「まだ少し痛いから安静にしよう」などとポジティブに考えてみましょう。歩く時は胸を張って視線は上へ、口元は笑顔を心がけてみて下さい。どうでしょうか?少し気分が良くなってきませんか?

20、むち打ち症が治ったら何をしたいですか?具体的な目標を立てて、治療に専念して下さい。

そして、ケガが治って元気になったら何をしたいのかを具体的に想像してみて下さい。こうしたハッキリとた目標を持って治療に当たることはとても大切なことです。自然治癒力も自ずと上がり、健康の回復に役立ちます。まやかしのように聞こえるかもしれませんが、こうした前向きな気持ちを持ついうことは非常に重要なことです。全般的にみても、施術中に笑顔を絶やさず、積極的にリハビリを行っている方や、回復した後にやりたいことが溢れている方は、早期に回復されている傾向があります。

21、体の健康と一緒に、心の健康も手にいれる!

むち打ち症になってしまったからといって、あれが出来ない、これが出来ないと悲観的に考えるよりも、その状況で出来ることを考えて、一日も早く回復することを目標にしていれば、毎日も楽しく過ごすことが出来ます。ぜひ、体の健康と一緒に、心の健康も手に入れて下さいね。